にぎやかに豊作祈願「御田植祭」
5月26日、大原神社の御田植祭(おたうえさい)がおこなわれた。田の神を迎え入れる神事の後、五穀豊穣を願いながら、すげがさに絣のもんぺ姿の早乙女(さおとめ)たちが水田に一列に並び、地元住民に教わりながら一筋ごとに苗を植えた。その後、府内の子どもたちも一緒に泥だらけになりながら、賑やかに楽しく田植えを体験した。晴天の下、青々としたみずみずしいもち米の苗が水田に広がった。10月の収穫祭が楽しみだ。午後からは、絵馬殿で地元に伝わる「龍のひげ」の紙芝居、さらに境内のもみじ苗を採集など、子どもたちの元気な声が大原の里に響いていた。