大原神社の年中行事

行事

歳旦祭(さいたんさい)

日 時  1月1日午前0時より
場 所  大原神社本殿

元旦早朝、新年を祝い、みなさまの平穏、五穀の豊穰、皇室の繁栄をお祈りする祭祀です。

鎮火祭

無火災を願い摂社「火の神神社」の大前にて古式に則りおこないます。
日 時  2月3日午前10時30分より
場 所  大原神社末社 火の神神社(大原神社境内)

社殿の前にお火焚きの祭壇が設けられ、神殿より採火された忌火にてその火炉に点火され、白煙が立ち上るなか、宮司により「瓢(瓢箪に汲んだ水)」「埴山(川砂)」「川菜(若芽)」にて鎮火されます。一年の無火災を祈り、火難除けの御札が授与されます。

追儺式(節分祭)

日 時  2月3日午後7時より
場 所  大原神社本殿前

夜には境内を暴れ回る赤鬼、青鬼を「鬼は内! 福は外!」の掛け声とともに豆をまいて退治する『追儺(ついな)式』がおこなわれます。 「鬼は内! 福は外!」の掛け声は全国的にも珍しく、鬼(厄)を同神社に迎え、福を同神社から氏子の各家庭に送るという意味で使われていますが、 うぶやの里・大原がかつて綾部藩の領地で、藩主の九鬼氏への配慮があったとも云われています。

毎年2月3日に大原神社「火の神神社」社殿前にお火焚きの祭壇を設け、神殿より採火された忌火で火炉に点火され、 白煙が立ち上る中、古式に則り「瓢(瓢箪に汲んだ水)」・「埴山(川砂)」・「川菜(若芽)」で鎮火する『鎮火(ほしずめ)祭』が催されます。

春季例大祭

日 時  5月2日(宵宮)・3日(本宮)
場 所  大原神社本殿および絵馬殿、境内一帯

三和地域最大の祭り「大原神社春季例大祭」を斎行。期間中、恒例の「うぶやの里フェスタin みわ」も同時開催。2日の宵宮には『おおばら寄席』や「大ビンゴ大会」などがおこなわれます。
みんなで護ろう文化財“大雪洞(だいぼんぼり)絵画展”」(三和地域公民館主管)が開催されます。小学校児童参加により「大好きふるさと」をテーマに書かれた力作が絵馬殿に雪洞に見立て電照展示され、暗闇に浮かび上がる見事な絵画の数々。優秀作には表彰状と記念品が贈呈されます。

平成14 年(2002)大原神社鎮座1150年祭を機に「大原志(おおばらざし)」を現代に蘇らせようと『よみがえれ大原志』として、俳句の募集をおこない、優秀作品を選出。当日、披露され、表彰状と記念品が贈呈されます。さらに、厄を払い、福をもたらす「餅まき」も大好評です。
5年に一度の郷土芸能「大原練込行列」(次回は令和5年)や「大人神輿」が大杉のある御旅所までの街道を練り歩きます。

御田植祭

日 時  5月最終日曜日 午前10時30分より
場 所  大原神社下「産屋」前の田圃

当地域内に御供田(ごくんで)という地区があります。昔はここで取れたお米を大原神社にお供えしていたことから そう呼ばれるようになったと考えられています。かつては、節分時に大原神社からもらってきたオシバと種籾を撒き終えた苗代に刺して 生育を祈った“苗代祭”や田植え後に余った苗を洗って神様に供える“早苗ぼり(さのぼり)”を各農家でおこない豊穣を祈願していましたが、 今は産屋前の田圃で当地域の五穀豊穣を祈願して毎年5月末におこなっています。

田の神を迎え、古式に則った御田植え神事の後、昔ながらの絣のもんぺに着物、菅笠手甲姿の早乙女によって、苗を一本一本、丁寧に植えていきます。

半夏生祭り

日 時  7月2日 午前10時30分より
場 所  大原神社本殿

のんびりとしたこの集落に、訪れる半夏生(はんげしょう)。その歓びに感謝し、ハレの日を皆で晴々しく等しく祝う半夏生祭り。半夏生とは、 季節の移り変わりの目安として設けられた七十二候のひとつで7月2日頃から7月7日をさします。

収穫感謝祭

日 時  10月最終日曜日 午前10時より
場 所  大原神社本殿
農作物の実りに感謝し、稲穂(初穂)を刈って神に供える神事です。さらに来年も食糧や穀物に困らないようにするという願いが込められています。

七五三詣り

日 時  11月~12月(予約制)
場 所  大原神社本殿

神様に今まで無事に過ごしてきたことに感謝し、今後も健やかに成長することをお祈りする七五三詣り。

数え年で三歳の男の子女の子は髪置(かみおき)といって、頭髪を伸ばし始めることを、五歳の男の子には袴着(はかまぎ)といって初めて袴を着用することを、七歳の女の子は帯解き(おびとき)といって幼児用の紐を解き大人の帯を用いることを表わし、子どもの成長を社会的に認知するためにおこなわれてきた通過儀礼を起源としています。よく「七つまでは神の子」といわれますが、子どもが一人前の人格として扱われようになったといわれます。親が子どもの成長を願う気持ちは、今も昔も変わりません。

新嘗祭(にいなめさい)

日 時  11月23日
場 所  大原神社本殿

新嘗祭(にいなめさい)は宮中祭祀のひとつ。天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇に供えて感謝の奉告をし、これらを神からの賜りものとして自らも食する儀式です。

交通安全祈願祭

日 時  12月最終日曜日 午前10時30分より
場 所  大原神社境内

交通の無事、安全を運転される方とお車をご祈祷いたします。清らかな心で安全運転を心がけていただきたいと思います。

大祓式

日 時  12月29日
場 所  大原神社本殿

大祓は、私たち日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることが目的です。12月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために、心身を清める大切な祓いです。